「ちいさな広場　感想　桜井春樹」の詳細記事： ああだこうだ

ジャンプＳＱ４月号、桜井春樹先生・読み切り作品・ちいさな広場。

ネットショッピングサイト（ちいさな広場）で、人生を豊かにする一部をお金を払って買うという展開は面白かった。

仕事の業績に関係する契約、ランク付けされた恋人に妻、そして愛人、こうして時の人となるまで上り詰めていく主人公。

しかし、ラストの結末に関しては、どうも釈然としなかったかな…

あれだけ、自分の意思で手に入れたいものを手に入れてきて、あれが今だに手に入っていないという感覚を読んでいて共有できなかった。

欲は尽きることがないといえば、そうかもしれないが…

あれなら、全てを手に入れた権力者が最後に保するものとされる『永遠の命』とかの方が、欲深さを伝えられた気も（ものすごく、ありがちだけど）

または、虚しさを表すために、自分が本当は何を求めているのか分らず、検索欄が空白とかいうラストでも良かった気がする。 まぁ、それこそ、人それぞれなんだろうけど（苦笑）

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